外注記事によるアフィリエイトサイトの年間収支
こんにちは、とみたです。
先日、こちらの記事を書いたところ、思いの他多くの方に読んで頂きましたm(__)m
漠然と1年で7桁ぐらい…などと考えていたので、未達成であれだけの反応を頂けるとは思ってもみなかったのですが、特に外注を使っての結果ということについて、興味深く思ってもらえたようです。
またその中で、外注費について気になるというコメントを頂いていたので、広告費も含めた投資がプラスになるまでの推移と、その単価について紹介してみます。
外注費が気になる木( ✧Д✧) カッ!!
— 今沖田ァァァ!! (@imaokitayon) 2016年4月15日
ほぼホワイトハットで1年間運営してきた、アフィリエイトの結果と方法 - らくがき https://t.co/o4cGjJIHdY
投資と回収の推移
2015年2月に記事の依頼を開始してから、次のように推移しました。
記事数 | 記事代 | 広告費 | 確定収入 | 収支累計 | |
2015年2月 | 5 | 40,400円 | 31,426円 | 16円 | -71,810円 |
2015年3月 | 10 | 68,800円 | 86,921円 | 747円 | -226,784円 |
2015年4月 | 11 | 69,200円 | 0 | 763円 | -295,221円 |
2015年5月 | 0 | 0 | 0 | 3,873円 | -291,348円 |
2015年6月 | 3 | 19,800円 | 0 | 5,136円 | -306,012円 |
2015年7月 | 5 | 57,600円 | 0 | 23,267円 | -340,345円 |
2015年8月 | 10 | 106,700円 | 7,153円 | 107,876円 | -346,322円 |
2015年9月 | 8 | 68,640円 | 12,847円 | 201,766円 | -226,043円 |
2015年10月 | 12 | 105,400円 | 7,803円 | 251,704円 | -87,542円 |
2015年11月 | 7 | 85,000円 | 27,899円 | 288,556円 | 88,115円 |
2015年12月 | 11 | 114,000円 | 34,560円 | 434,178円 | 373,733円 |
2016年1月 | 7 | 137,000円 | 23,977円 | 679,370円 | 892,126円 |
2016年2月 | 5 | 120,000円 | 19,440円 | 711,495円 | 1,464,181円 |
2016年3月 | 5 | 100,000円 | 0 | 825,686円 | 2,189,867円 |
報酬形態は途中で変更していて、去年の10月までは文字数単価で依頼し、11月以降は月額で契約しています。
その10月までに書いてもらったのが合計64記事だったので、平均すると1記事当たり8,000円程です。
金額だけ見るとそこそこかかってそうですが、文字数が5,000から多いもので1万文字を超えていて、実際の単価は1.1~1.3円と、むしろ安い部類だと思います。
それでもトータルの結果として、自演リンクなしで1年以内に投資した費用を回収するだけの結果にはつながりました。
ちなみに、11月からは月額の依頼費を先月のアドセンスの報酬を超えない範囲で決め、あとは記事の難易度によって、書けるだけ書いてもらうという、ゆるい形で任せています。
予想通りと言うか、納品数が減って単価が上がったわりに、記事の質が数倍になるわけでもなく、そのままの方が得だったかもしれませんが、その時期には収入がある程度安定してきていたので、これまでの感謝の意味も込めて変更しました。
おそらく最初からこのやり方をしていると、この単価がお互いの基準になり、予算のわりに記事数が増えず、結果が出るまでもっと時間がかかっていたと思います。
そのことからも、いい報酬の単価や形態は、結果につなげるための必須要素ではないと感じています。
ではどうすれば上手くいくのか?
では、何がよくて上手くいったのかと言うと、アフィリエイトで結果を出すための条件みたいなものは、正直まだ半分も分かってません(笑)
そもそも、すべての狙ったキーワードで上位表示されているわけではなく、勝率はそれこそ50%かそれ以下です。
その中でもハッキリさせているのは、どういう内容であれば上手くいくのか?その条件を考えることと、それを元に依頼をするのは依頼者である僕の仕事であるということ。
そして僕が外注さんに求めるのは、その条件に忠実に記事を書いてもらうことです。
その〝忠実に記事を書いてもらう”ということのために意識していることが3つあって、それを紹介して今回は終わりにします。
1.できあがりや要望をハッキリさせておく
言葉にすると当たり前のことですが、意外とできていないことがあり、それが原因で失敗してきたことからの教訓です。
まず、僕がやっているホワイトハットにおける記事の書き方は、最初に狙いたいキーワードを決め、その検索意図を実際のオーガニック検索やQ&Aサイトなどで調べたり考えたりすることで把握します。
それによって取り上げる『項目』が決まり、それらをどの順番で、どのタイミングで出すかなどの構成を考え、そしてそれぞれの『内容』を調べて記事にします。
これを外注さんに依頼し、記事にしてもらう場合、どこから任せるかでいくつかの段階に分けられます。
ここでは大まかに2つに分けて考えます。
1.「書き方」を伝えて書いてもらう
2.「書く内容」を伝えて書いてもらう
1.の「書き方」を伝えて書いてもらう方法では、上記のような調査方法まで身につけ、どのような項目を取り上げ、それぞれどのような内容にするかも外注さんに考えてもらいます。
対する2.の「書く内容」まで伝える方法では、検索意図の調査から取り上げる項目を考えるところは依頼主が行います。
それぞれどのような内容にするかは、具体的に指定する場合もあれば、それができない場合もあるので、必要に応じて対応します。
例えば、専門家にその知識を元に結論づけて欲しい場合や、実際に試した結果を記事にしてもらう場合などは、それと同じ知識や経験がないため、具体的な内容まで指定した依頼は難しくなります。
このように、具体的な内容を指定せずに依頼する場合、外注さんが判断する機
会が増え、それだけこちらの要望とズレる可能性が高くなります。
でもそれさえも、例えば「書いて欲しくないこと」として伝えることで、ある程度方向性を絞ることができます。
そのためには、可能な限り多くの方向性を想定しておくことが大切で、それができ上がりや要望をハッキリさせておくということです。
なお、僕は2.の方法でやっていて、「そこまでやるなら、依頼する意味あるの?」ってぐらい考え、依頼書にまとめています。
なので、外注さんの使い方が上手い訳でもなく、単に手数を掛けてるだけです(苦笑)
イメージを正しく伝える
伝えておきたいことをハッキリさせたら、次にそれを正しく伝えることを考えます。
1つ目と合わせ、こちらの要望をキチンと、正しく伝えずして思い通りにならなくても、外注さんだけのせいにはできないと思っています。(不誠実はのぞく)
高校生の時、こんな授業がありました。
まずはある図形を見ます。
その図形の形を文章だけでグループのメンバーに伝えて同じものを描いてもらう、いわゆる伝言ゲームです。
うろ覚えですが、当時上記のような図形を見て、僕は次のように伝えたのだったと思います。
1.色は黒を使う
2.縦○cm、横cmの長方形を書く
3.その縦横○cm内側にもう1つ長方形を書く(縦○dm、横○cm)
4.内側の長方形を左右に分断するよう、中央に垂直線を1本書く
5.垂直線によってできた右側の四角の内側に、右上から左下へ、○度の斜線を5本書く
その際、斜線同士の幅は○cmとし、上から2本目が右上頂点を、4本目が左下頂点と接するようにする
初歩的な内容だったこともあって結構自信があり、実際にいい線で伝えられていたと思うのですが、1つ漏れを指摘されました。
それは線の太さ・濃さで、これだと太線の図形ができ上がっても、書いた人が間違えたとは言えません。
このように、仕事を受けた人が違う捉え方をしたり迷ってしまわないよう、丁寧かつ簡潔に伝えてあげることが、依頼者として必要なことだと考えています。
ただし、上記の例であえて太く書く人、細く書く人はあまりおらず、指定しなくても結果的に同じものができ上がることもあります。
黒色かどうかも、可能性的にはそれ以外を使う人の方が少ないかもしれません。
またこの授業では、同じ図形を再現することが“正解”でしたが、記事を書いてもらうことにおいては、正解が1つであることの方が稀です。
制限を加えすぎてしまうと、“よりよい正解”に導く可能性までも制限してしまうこともあります。
理想は100人に依頼すれば、100人全員から同じものが返ってくる依頼内容ですが、この辺は相手のスキルや信頼度、時にはクセによって調整していく必要があって、絶対的なものを確立するには至っていません。
でも結局のところ、要望をハッキリさせるのも、その伝え方を工夫するのも、「外注さんが仕事をしやすいようにする」というのが根本の考え方です。
そのために必要なことは外注さんによって違うので、それが掴めない内は失敗もありますが、少しでもこちらでできることを考えて歩み寄っていけば、最終的には自分に返ってくるんじゃないかと思います。
外注さんのやる気がなくなる
書いて欲しいことを自分でもしっかり把握して、それをキチンと解釈してもらえるよう伝えたとしても、まだ上手くいかないことがあります。
その原因が外注さんのやる気がなくなってしまうことで、こればかりは完全にコントロールはできないので、ある意味1番悩ましいところです。
ただ、これも不用意にモチベーションを下げないよう、できることはあると思っています。
上記のように分かりやすい依頼を心掛けるのも、外注さんが快く書けるようにする1つの方法ですし、僕はやっていませんが、スカイプや電話で定期的に話すのも、余計なうっぷんを溜めないようしてもらうために、依頼者ができる気遣いです。
さらに、報酬単価を高めに設定するのも、相応のスキルを求めるためでもあるでしょうが、やる気の持続のためにもなり、ボーナスをあげるのも有効だと思います。
それから1つの考え方ですが、僕の場合は依頼者と受注者は対等だと思って接しています。
いくらお金を払っていても、外注さんがそれを受けるも受けないも自由で、お互いが必要とするから成り立つ関係です。
結構前にどこかのブログでその大切さが書かれてましたが、僕がよかったところやありがたいと思う気持ちをその都度伝えるのは、そういう関係性を意識しているからです。
逆を言えば、そういう対等な関係性を理解できない人には、すすんで依頼することはありません。
今力を入れているサイト(というか1つしかありませんが)の記事は、以前から付き合いのある方にお願いしましたが、元々はランサーズで知り合った方ですし、募集する際はサイトに掛ける想いも伝えます。
そうすることで、前向きな気持ちがある人は、それを応募の際に書いてきてくれるので、そこで姿勢を見極めています。
さらに、外注さんも自分の書いた記事の使われ方や市場での評価、またアフィリエイトにも、少なからず興味を持っている人はいると思います。
今依頼している方はそうだったので、Googleアナリティクスやアドセンスのデータを見れるようにし、育つ過程を共有するようにしました。
これはそれぞれの機能で権限を与えることででき、設定の変更などはできないようにもした上でですが、こちらの信頼度を感じてもらう助けになっているかもしれません。
このように、技術的にも気持ち的にも、外注さんにとって仕事がしやすいよう心がけることで、意図から大きくズレることない記事ができているのだと思います。
もっとも、僕の仕事である戦略が固まっておらず、途中でテーマを広げたことで前提が変わってしまったり、二人、三人の体制にしても問題ないような依頼方法にはなっておらず、まだまだ課題は多いです。
また、修正を加える前提で進めるなら、ここまでギチギチに考えなくてもよく、経験を積んで成長してもらうことも意図して、段階的に完成度を高めるのもアリだと思いますので、「こういうやり方もある」という程度でどうぞ。
追伸
去年の2月に運営を開始して4月で1年3か月。
ついに節目の確定100万円を達成できました!
素直に嬉しいですが、こうもすごい人たちのツイートを見てると、まだまだ自慢する気にもなれないので、粛々と頑張る次第です。
ほぼホワイトハットで1年間運営してきた、アフィリエイトの結果と方法
2015年2月にアフィリエイトを再開し、1年ちょっと経過しました。
期限付きの目標は立てずに気長に運営してきましたが、去年末ぐらいに収支がプラスになり、その面では形になってきたので、ここらでその結果と方法を紹介してみます。
と言いましても、何か方法論を確立しているわけでもなく、試行錯誤の中でたまたま上手くいっただけかもしれません。
部分的にヒントとするか、1つの事例として見て頂けたらと思いますm(__)m
なお、初めからある程度投資したり外注を使ったりしていますが、実はアフィリエイトは13年前に知り、色々なことに挑戦してきたことが背景にあります。
その辺のことはこちらに書いていますので、よろしければそちらを先にどうぞ!
1年間のアクセスと報酬の推移
ホワイトハットは結果が出るまでに時間がかかると言います。
実際に1年経っても満足いく結果ではないので、確かに根気が必要だと感じますが、僕の場合は運よく3か月たった頃にアクセスが増え始め、試したいアイディアが常にあったことで、めげずに続けることができました。
アクセスの推移
途中アナリティクスとアドセンスの連携が上手くいかずにアカウントを変えたので、2つにまたがっています。
また後ほど書きますが、不定期でいくつかの広告を試したりしています。
そこからの流入数が多かった月もあるものの、オーガニック検索だけ見ると、1年間ずっと右肩上がりです。
直近3月は広告なしでUUが8.7万、PVが10.3万でした。
紹介している案件は安くない単価なので、コンバージョンだけ考えるなら、ここまでのアクセス数は必要ないのかもしれません。
ただ、それも結果的によかったこともあるので、それも後ほど紹介します。
確定報酬の推移
次に報酬です。
元々取り扱う案件も決めずに始めていて、開始から約半年はアドセンスを貼っているだけでした。
ASP広告はデータを見ながらひと月毎に貼り方を調整して、去年12月途中に今のやり方にしたのが当たり、直近で確定80万円を超えたぐらいです。
割合的に1つの広告が突出している感じなのですが、それと同じサービスの他社広告が他に4つ、さらに他3種類の広告で成約があります。
ASP広告を開始してからもしばらくはアドセンスが占める割合が大きく、今もまだ両方掲載しています。
さすがにメインのサービスに関係する広告はブロックしましたが、だからと言って発生件数が大きく伸びるでもなく、今のところ辞める程の悪影響は感じていません。
今後ABテストをしながら、具体的に測っていく予定です。
サイトのテーマを決めた経緯
レッドオーシャンの第一線でガツガツ戦うのは性に合わず、この辺のテーマは候補にあがりませんでした。
月100万以上稼げるキーワード 「キャッシング」「消費者金融」「カードローン」「FX」「車買取」「車査定」「酵素」「引越し」「永久脱毛」「全身脱毛」「育毛剤」「ウォーターサーバー」「看護師求人」さぁどれでもどうぞ:;(∩´﹏`∩);:
— さけ茶@売り上げbot (@sitotukuruyo) 2014年2月13日
ただ、あれこれ同時進行でこなせるほど器用でもないので、1つのサイトである程度の結果が出せるよう、市場規模が大きいことは意識しました。
今も1つのサイトしかやっていませんが、テーマの抽象度は高めです。
例えば、ウォーターサーバーをズバリ扱うのではなく、育児をテーマにウォーターサーバもそうですし、ノンカフェインのコーヒー、産後のダイエット、学資保険など幅広く取り上げるイメージですかね?
ブログではないので、それぞれをカテゴリーにして、複数ページで掘り下げています。
本来はサイトを分けた方がリスク分散にもなって、それぞれのトップページを有効に使えるというのは今になれば思うのですが、名刺代わりになるパワーサイトを作りたいという意識が強く、てんこ盛りのサイトになりました。
またそのテーマは、セオリーである「好きなこと」や「得意なこと」ではなく、あくまで実績になりそうなことを優先しました。
後述する通り、記事は90%以上が外注で、まったく予備知識のないことで苦労も多いですが、本などを読みながらやっています。
よく言えば、その辺の苦労は厭わない覚悟だったので、フラットな視点でテーマを選べたかもしれません。
ほぼホワイトハットだけど被リンクは意識
「ブラックハット」と「ホワイトハット」という2つで分けるなら、僕のやり方はホワイトハットに近いと思います。
昔に作ったサイトが1つだけ残っていたので、途中そちらからリンクを貼ったこともありますが、特に効果を感じることもなく、すぐに外しました。
少し話がそれますが、一度ブラックハットで有名なアクセルさんに、突撃アポしたことがあります(笑)
ライターさん来なかったら東京観光して帰ろw #泣きたい
— アクセル@隠居生活 (@axcel2012) 2015年10月7日
新規のライターさんの面談で東京に来たのが、向こうの勘違い(?)で予定が空いたところに初めて声を掛け、ブラックハットについて聞きまくりました。
そして、その時教えて頂いたツールにすぐ登録し、狙っているワードで上位表示されているサイトを調べました。
そうして上位サイトの被リンクを見ていることで、自演リンクは方法の1つでしかなく、戦略的に被リンクを集めればよいと気づき、奇しくもそれは自然とやっていたことだったので、まずはその方法を強化することにしました。
そのたまたまやっていたことというのが、これから紹介する4つの施策です。
1.内容の濃さに意識を向ける
インターネット上の情報の質への疑問は前から感じていましたが、それ以上に自演リンクの勝負で勝てる気がせず、他の方法によりどころを見出したくて、質に意識を向けました。
もちろん、意識すればできるというものではなく、元々得意分野でもないテーマで、なおかつ外注ということで、質を担保することには今も苦労しており、まだ完璧とは言えません。
そもそも、記事の質とはなんぞや?というところも、答えにたどり着けてはいないのですが、あるキーワードの検索意図を捉え、それに漏れなく答えることを意識しています。
こちらのぐっちさんのやり方に近い感じでしょうか…?
文字数は決めてかかってはいませんが、最近は1記事当たり5,000文字ぐらいが平均で、中には1万文字を超えるものもあります。
それが原因でページを回遊する人が少なく、直帰率が高めになってしまっているのではないか?と気がかりなのですが、狙っているキーワードで上位表示できているページも少なくはないので、今も重要視しています。
ただ、話をややこしくするようですが、案件を紹介・成約することがアフィリエイトサイトの役割だとします。
そうすると、例えばある問題を解決する方法が3つあったとして、そのうち1つが商品やサービスにつながるとすれば、その1つを優先的に、もしくは独占して紹介することが、成約率を高めるためには正解かもしれません。
でも、今のやり方では記事の質の方をより重要視することで、3つともを漏れなく、公平に扱うことが最優先となり、アクセス数に対して成約率が低いのが悩みです。
僕の場合は利益だけでなく、アクセスを増やすことも運営の目的(=実績作り)としてあるため、そこでなんとか正当性がうたえますが、もっとアフィリエイトサイトとしての役割(=成約)を意識して、それに特化する方が賢いとは思います。。
2.扱うキーワードとその目的
アフィリエイトサイトは成約が取れてこそ価値があり、オーガニック検索で集客する場合、キーワードがとても重要だというのはよく聞く話です。
その分類方法として、「ビッグワード」と「テールワード」という概念がありますが、僕は主にミドルワード狙いで、成約を狙いのキーワードを次の4つのカテゴリから探します。
1.商標/地域系ワード…例)アコム 口コミ/関西アーバン銀行 カードローン
2.ハウツー系ワード…例)カードローン 申し込み
3.悩み系ワード…例)カードローン 通らない
4.知りたいワード…例)カードローン メリット
キーワードによっては意図が複数にまたがるので、厳密にどれかに分類されるわけではないですが、どれかに属するキーワードを記事にしています。
もっと言えば1.は今のところ扱っていないので、2~4.が中心です。
これ自体はなんら変わった考え方でもないと思うのですが、僕の場合はもう1つ、ニュース系や用語解説を意図するキーワードを取り入れています。
カードローンだったら、「利息制限法」とかですかね?
これらのキーワードは、広告のクリック率が明らかに低いのですが、検索上位にアフィリエイトサイトがほとんどないので、被リンクがなくても1ページ目に食い込める割合が高い点が、競合ワードと大きく異なる点です。
中には検索ボリュームが数千のものもありますし、それだけあれば、成約につながることもあります。
また、元々広告の紹介を意図していないだけあって、成約狙いのキーワードよりも自然と被リンクが付きやすい傾向にあります。
その多くははてぶだったり、キュレーションサイトからのものですし、谷で1回取り上げられた方がよっぽど多いと思います(笑)
それでも、中にはASPにはない企業からの掲載依頼から、相互リンクや業務提携につながった例もあります。
またもっと特殊な例では、今1番アクセスを集めて記事がこれ系のキーワードを狙ったもので、月間2万PVほどあり、ちょうど話題性もあったので、去年末に雑誌の取材が来ました。
自分で書いていないので困りましたが(笑)、狙ってやるのも面白いと思います。
サイトテーマが広がり過ぎてしまうことによる悪影響もあるかもしれないので、これが正しいかどうかは分かりませんが、結果的に自演リンクをせずに回せている要因の1つだと考えています。
3.ソーシャルリンクを意図的に集める
僕が全盛期でやっていた頃は相互リンクページが必ずあったぐらいですから、アフィリエイトを再開した1年前、被リンクのことはページランクぐらいしか知らず、活かせる知識は皆無でした。
そんな中で、とりあえずはFecebookページを作り、広告でファンを集めることから始めます。
反応を見ながら調整を繰り返し、1いいね50円ほどの単価で、1,000いいねになるまで広告を出しました。
結局のところ、全部がアクティブではないので、1,000という数字に価値はないというのが、やってみた結果思うところです。
とはいえ、今もそのときも記事をアップする際は、そのFacebookページで告知するようにしているのですが、中には「いいね」やシェアで反応してくれる人がいて、直接的か間接的かは分かりませんが、はてぶや被リンクにつながるケースもあって、まったくの無駄というわけでもありませんでした。
また、その後Twitter広告も試し、1フォロワー100円ほどの単価で、400フォロワーになるまで育てました。
こちらも明らかな効果を感じられるほどの運営はできていないのですが、テーマについてしっかり勉強し、フォロワーと積極的に交流できるなら、力を入れて運営する価値があると感じています。
ただし、できれば同じテーマで情報発信する人との交流が必要となるため、それは問題を抱えた当事者ではなく、違う立場で興味を持つ人になります。
必然的に同業者や似た立場の人となるため、その立場の人から認められる記事が求められ、ハウツー系とかよりも、ニュース系記事もあって効果が感じられる施策かもしれません。
4.純広告からの被リンク
FacebookやTwitterの広告から、間接的にリンクが付く可能性があることに気付き、単純にアクセス数が稼げる広告を試した時期もありました。
これもいわゆるアフィリエイトサイトっぽくないイメージであることで、広告の依頼がしやい印象があります。
具体的にな掲載先は伏せますが、今はちょっと効果が落ちて来てしまっているので、知ったところで…だと思います^^:
1回の掲載が5,000~1万円で、多いときには数千のアクセスがありました。
バズるとかそういう次元の話ではありませんが、同時期にツイートやはてぶが増えたので、反応もあったようです。
この辺は記事やサイトテーマとの相性の影響も考えられますが、センスがあればもっと結果が出そうですね。センスがあれば…。
外注でもホワイトハットは成立するか?
そんな感じの広告をメインとする被リンク対策は自分でやっていますが、記事のほとんどは外注で、一人のライターさんに書いてもらっています。
現在ちょうど100記事になろうかというところですが、1年がかりで増やしてきたので、月平均10記事もアップできておらず、スローペースです。
このライターさんは、一時期受注の仕事に関わっていた時に出会った方で、ランサーズ経由でした。
今回のテーマに精通しているわけではなく、これまでの姿勢を見て依頼しました。
正直癖があって、たまに怒られるのですが(笑)、その辺の苦労話は今回の趣旨ではないので、また機会があれば聞いてくださいε-(´∀`; )
今回は「外注を使ってホワイトハットが成立するか」が重要なところかと思いますが、結果は最初に紹介した通りで、大台の月100万円は達成できそうです(たぶん)。
そうは言っても、記事のレベルに満足しているかと言うと、感覚的には7割ぐらいです。
文章が堅めだったり、もっと分かりやすい構成ができそうな気がしていたりという課題があり、何より広告ありきの書き方はしていないので、まだ追及の余地があると思っています。
逆に言えば、完璧とは思える出来ではなくても、ある程度の結果にはなっているとも言えます。
7割満足している部分については、ほぼ外注さんが書いた文章のままでの満足度です。
僕が手を加えるのはタイトルと見出し、文字装飾ぐらいで、大半をそのまま使っています。
その代わり、依頼書を作るためだけに検索結果やQ&Aサイト、時には本で何時間もかかけて調べ、1日寝かして確認したりしてまとめていて、その辺の労力が、外注さんありきのサイトでも体裁を保てている要因だと思います。
この辺はディレクションスキルとも言える部分で、不満の3割はそこが不足していることも原因なので、まだまだ上げていきたいところです。
結局のところ、今の指示の仕方では外注さんの裁量を入れる余地があまりないので、手間が多くて多馬力にはなっていませんが、この経験は次に活きるでしょうし、分析や改善案を考えることに集中できるだけでも十分ありがたいです。
デザインはWPの無料テンプレート
デザインにはほとんど力を入れていません。
ワードプレスに独自ドメインを入れ、無料のテンプレートを使っています。
まだアドセンスが収益の割合として大きかった時、有料のテーマを試して数字が落ちてしまったので、結局無料のままです。
トップページは、こちらのプラグインを使ってオリジナルにしていますが、載せているのはメインテーマの目次ページへのリンクとテキストぐらいのもので、大したことはありません。
SiteOrigin Widgets Bundle — WordPress Plugins
あとは13年前にホームページビルダーでアフィリサイト作りを始めた経験から、CSSが少し分かるので、メリハリが出るよう見出しタグやちょっとした文字装飾をしています。
今のところお金をかけたのはロゴだけで、ココナラで4,000円ほどで作ってもらいました。
ココナラ - あなたの得意でハッピーが広がるワンコインマーケット
多くの先輩が言うように、デザインと関係なく売れるものは売れます。
ただ、読みにくさを覚えないことで直帰や離脱が減り、結果的に売り上げや紹介意欲につながることはあると思っているので、いずれそれも試してみたいと思っています。
こんなのとか、すご過ぎますよね><
最後に
というわけで、僕なりのホワイトハットの方法でした。
人様に誇れるような結果でもなく、ある日突然「ボカン」ともいかずにじれったいのですが、また面白いデータが取れたら紹介します!
アフィリエイトに出会って13年、誰よりも遠回りをした人の話
はじめまして( ´ ▽ ` )ノ
谷と呼ばれるところのTLは去年の秋口から目にするようになったのですが、アフィロックや○○ナイトといったイベントに参加するでもなく、ほぼROM専でした。
少人数が好きですが、ゆるい付き合いながらも、同じ話題で話ができるという関係性もうらやましく、ちょっとした下心でここに自己紹介としての記事を残しておきます。
いかんせん10年越え選手なので、話し出すと長くなるのですが、今やっていることにもつながってくるので、思い出しながら書いてみます。
見出しだけ見てもらえれば、ある程度分かると思います!
受験そっちのけで始めたアフィリエイト
たぶん谷の中でもアフィ歴は長くて、はじめて知ったのが2003年のこと。
つい最近話題にもなっていた、こちらのサイトを見たことがきっかけでした。
よい意味で当時とテイストも変わっておらず、今見ても懐かしいのですが、
「ネット 小遣い」
みたいな検索をして、ました最初はマクロミルやMyVoiceといった当時からあった小遣い稼ぎサイトに片っぱしから登録して、50円とか100円とかの小銭を稼いでいました。
そこからは例にもれず、紹介されるよりした方が稼げると分かり、なぜか家にあったホームページビルダーを引っ張りだしてきて、サイト作りに取り組み出しました。
はじめて作ったサイトのタイトルは忘れましたが、思い出したくもないぐらい恥ずかしいやつだったはずですε-(´∀`; )
「Road お金持ちへの道」だったかな?
あ、思い出した…。
そんな痛々しいサイト作りも楽しく、気づけば受験の前期日程か何かにまったく歯が立たずで(笑)、合格まではパソコンをしまい込んだ高3の冬でした。
大学1年、まぐまぐで躍進
私立の大学だったので受験も何度かあり、その次で無事受かりました。
大学時代は片道2時間半かかってたので、サークルには入りませんでしたが、授業も必要最低限しか出ず、友達と飲むかアフィリに精を出す生活でした。
そして今は谷の方がよっぽど有益な情報があるのでオススメしませんが、こちらの情報商材を買ったのが2004年の夏頃、19歳のときです。
まだあるんですねぇ。
インフォトップもない時代で、情報商材の走りだったんじゃないかな?
著者が使っていたまぐまぐを使ってメルマガを始めます。
当時メルマガでのアフィリって禁止されてたような気がしないでもないですが(笑)、当時流行ってた相互紹介みたいなことをせっせとして、2,000人ぐらい集めました。
友達には
「アクセスアップの方法を書いてるよ~」
なんて言ってましたが、実際には19歳にしてモテテクみたいなことを書いてました(笑)
でも当時主流だった、ヤフーカテゴリーには載ってました。
婚カツなんて言葉もない時代でしたが、結婚相談所の案件が資料請求で4,000円と当時にしては単価が高く、月の最高で30万円ぐらいだったと思います。
当時としては悪くない方でしたが、コソコソやってたこともあり、そこから長い迷走時代に入ります。
ここからしばらくは、しくじりエピソードとしてお付き合いください( ̄▽ ̄;)
稼いだお金は勉強に。株の勉強にあけくれる数年間
「人に話せる稼ぎ方がしたい」
なんて、就職したこともない学生風情が考えていた2005年20歳の頃、ライブドアブログなどが注目されるようになり、それを使ったアフィリが人気でした。
そのあとはムーバブルタイプかな?
「これがいい」と言われれば情報を買って飛びついていました。
信念も何もないので対して続かず、この辺は記憶も曖昧です。。
そんなフラフラ行き着いた先の1つが株式投資で、その手の本の出版社として有名な、パンローリングの本を延々読んでました。
その本の1つにあった、エクセルの簡易プログラミングツール(?)のVBAを使ったシミュレーションもひたすらやっていて、大学で習ったことはほとんど覚えてませんが、唯一エクセルとVBAの授業がそれに活きていますσ(^_^;)
そんなこんなでアフィリエイトの方は上手くいっていた記憶もなく、生活を変えようとバイトを始め、1年ぐらいで100万円貯めました。
でも、結局自分で投資することはなくて、勢いでやるのもいいけど、考えてやらないと続かないというのは、この頃の教訓です。
就活せずに卒業。からの~契約社員
僕の時代は大学3回生の冬から就活が始まったのですが、相変わらずネットの世界に夢中でした。
そう思えばあの時の金持ち兄さんのサイトとの出会いで人生の方向性が決まったんですね…
感慨深いです。
就職先を決めないまま卒業し、半年間はアルバイトを続けていましたが、何やら社員の話がチラつき始めたところでそちらも辞め、また半年後にヤフオクストアで古着やブランド品を販売していた会社に、契約社員として入社します。
完全に早期スタートのアドバンテージを活かしきれておらず、無駄に歴史だけ長くなってます(^^;;
この頃にはアフィリエイトの報酬も皆無で、あろうことか転売に目移りしたのが、24歳の冬でした。
そして迷走がさらに加速するのです(笑)
転売で結果が出て、会社を辞める
いずれ記事にしたいと思っているのですが、投資のシミュレーションしかり、数字の分析が苦にならない性格です。
転売はヤフオクから始めたのですが、オークファン(http://aucfan.com/)を使って価格差があるものを見つければいいだけです。
価格差ができる理由もいくつかあり、売れ残った在庫が安売りされたり、逆に品不足でプレミア価格になったり、セット売りが格安だったり、当時は円高で為替によるアドバンテージもありました。
利益が出るものを見つけ、その理由を考えることで、同じ理由で価格差が出るものがないかと、ある程度の目星をつけた状態でリサーチできます。
また、中には過去にデータがないものもありますが、そういうものも似た商品における理由を当てはめたり、売値の最低ラインが損益ゼロなら可能性にかけてみたりすることで、表面しか見ていない人より守備範囲を広げていきます。
上手く説明できるほどまとまってはいませんが、この辺の考え方は今のアフィリ活動でも無意識的にやっているかもしれません。
最初はタオパオという中国からCATという重機の模型を仕入れて売りましたが、新品だとすぐに後追いが出てくることが分かって変更し、次は中古カメラの転売をしていました。
どちらも商品に興味はなかったものの、よくも悪くも数字しか見てないので、淡々と攻略する感じでやっていました。
1年ほどで粗利が50万円ほどになり、約3年お世話になった会社を辞めて専業にし、翌月粗利で100万円に達します。
これが4年前の2012年の春です。
迷走は続く。そして突然の引っ越し
結局それも、中古は外注化しにくいという理由ですっぱり辞め、その頃から転売の情報発信をしてみたり、ライターに依頼してアフィリサイトを作ったり、はたまたせどりをしてみたり…。
迷走は事業だけに留まらず、
「色々できるのは今しかない!」
と、翌年の秋に長年暮らした神戸を離れ、埼玉に引っ越しました。
結果的にそこから色々と出会いがあったわけで、今もまったく後悔はしていませんが、我ながらなかなかの奔放っぷりですねσ(^_^;)
その少し前からまた転売をしていて、今度は電化製品やメディアを対象にしたせどりです。
これはそこそこの利益になった頃に外注化を始め、仕入れのリサーチは北海道の男性に、出品は東京の主婦の方に、発送はAmazonに代行システムがあるので、今もそれぞれ任せています。
なぜかサイト売買の会社で受注の経験
そして今から2年半前、埼玉に引っ越してからはAmazonの仕入れツールを依頼して作ったり、これまた色々してたのですが、あるきっかけでサイト売買の会社の社長さんと出会います。
今も仲良くして頂いているその社長さんがなかなかのやり手で、IT関係の人脈が多く、その伝手やサイト売買をフックに制作やSEOの案件を取ってきていました。
企業の案件を受けられるほどのデザインやコーディングのスキルはなかったのですが、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)でよいならと、いくつかのプロジェクトに関わりました。
中には月間数千万PVの大手ECサイトのリニューアルに携わったりしましたが、これがなかなか大変で…(苦笑)
昨年末にようやくひと段落しましたが、これがきっかけで、アフィリエイトの魅力を再確認し、また取り組むに至ります。
あと、デザインと売上は関係ないというのも、この頃の経験から分かりました。
再びアフィリエイトの世界へ
こんな気ままに生きてきながら、責任ある仕事を経験できることは魅力的ですが、クライアントワークは大変です。
ましてや大手ともなると内部でも意見が分かれ、一個人の無力さを痛感します。
そんな時、見本となる実績が1つでもあれば、それをベースに話ができ、いわば「名刺代わりになるサイト」を作りたいという気持ちで、2015年の2月にアフィリエイトを再開しました。
最後にこのブログの目的とお願い
そんな感じで、今はこれまでの経験と谷での情報などを参考に、気長に取り組む毎日です。
やってることは依頼書作りと分析、それに基づいた改善ぐらいなので、「暇があったら記事を書けー」って感じでもありません(笑)
ただ、本当はもっと真剣になりたい気持ちもあり、どこかで頑張っている人がいるだけでもやろうという気にもなったり、可能性を大きく考えるきっかけにもなるので、気軽に絡んでもらえると嬉しいです!
このブログはそういうきっかけになればと思っていて、自己流なので期待はしないで頂きたいのですが、可能な限り僕がやっている方法などを紹介していくつもりです。
どうぞよろしくお願いします(^^)/
ではまた!