デスクワークが多いひとり社長の作業環境(デスク・椅子・パソコンなど)
ご無沙汰しています、とみたです。
11月ぐらいから年明けまで何かと忙しく(主に飲み会)、ブログの更新も滞ってました。
アフィリエイトの方は今のところ順調ですが、特に変わったことはしておらず、新しく作り始めたサイトに力を入れているぐらいなので、その辺は運営からちょうど2年になる来月辺りにでもまとめます。
今回は法人化のタイミングで作業環境もほぼ一新したので、その内容と過程などを紹介しています。
定期的に話題にあがるテーマなので、椅子やデスクを買う際に参考にどうぞ!
■デスク
購入したのはこちら、オカムラの昇降デスク、『プロステージクレストUD』です。
>>PROSTAGE CREST (プロステージ クレスト)
オカムラの昇降デスクの場合は施行料が別途必要で、反対に購入店によっては下取りによる割引があり、それらを計算した合計が約41万円でした。
また、後述する後傾姿勢を自然に維持できるように、『angle10』という傾斜台も使っています。
こちらは21,000円ほどでした。
決めた理由と過程
これに決めるまでには考えが二転三転するのですが、最初に目を付けていたのは、同じオカムラの『クルーズデスク』と、ハーマンミラーの『エンベロップデスク』の2つです。
>>Cruise & Atlas (クルーズ&アトラス)
>>エンベロップデスク
これらは、後傾(大きくリクライニングした)姿勢になり、腕をデスクの上に置くことで体の負担を分散させるというコンセプトになっています。
僕は万年肩こりなので、それを軽くすることを第一に考え、この2つを候補にしていました。
そして、それぞれのショップやショールームで実物を試してみたのですが、気になったのが、どちらのデスクもあまり大きくないので、パソコン以外の作業がしにくいこと。
例えば、本を見ながらサイトの構成を考えたいときなどは、どうしてもスペースが足りなく感じます。
また、机の面の角度が変えられるようにはなっているのですが、その構造ゆえに、水平にしたときも多少のグラつきは仕方ないそうで、物書きのときには不安があり、サイドに別のデスクを用意しようかとも考えていました。
ショールームでそういった相談をする中で紹介してもらったのが、『スイフト』という昇降デスクです。
これは、同じ負担を分散させるということを、立つ・座るという姿勢の変化を付けることで実現しようとするもので、体全体で支える後傾姿勢とは別のアプローチになります。
正直、できるだけ楽な姿勢がいいので、わざわざ立って仕事するなど考えてもおらず、今も1度も使ってません(笑)
それでも、僕の場合は椅子の上で正座したり膝を立ててパソコンをしていることも結構あり、それに応じて5㎝や10㎝上下できるだけでも負担が違いますし、1番低い65㎝まで下げてやることで、先のクルーズデスクと同じ後傾姿勢を取ることもできます。
さらに調べていると、オカムラにはスイフトの他に、『プレステージクレスト』というシリーズにも昇降機能が付いたデスクがあることが分かりました。
こちらのL型であれば、そのLの“角”(お腹がつく側)が少しへこんだ形状になっていることで、体が入り込むようになっていて、後傾姿勢の際にもデスクの上に腕を置きやすいということで、最終的にこちらのデスクに決定しました。
使ってみた感想
そもそも集中して記事を書きあげるような作業は少なく、調べ物をしながらまとめたりする作業の方が多いので、1番下まで下げて後傾になることはほとんどないのですが、座り方を変えた時に高さを微調整できるのは、予想通りよかったです。
上げ下げの時も安定感があるので、よっぽど不安定な置き方をしていない限り、立てているものがこけたり落ちたりすることもありません。
また、普段は真ん中に中央部分に座ってパソコンをしていますが、書き物をするときは右側を使い、資料やノートパソコンを開くときは左側に置いたりもできるので、デスクが広いというのもかなりのメリットを感じています。
ただ、収納が一切ないので、別途こちらの棚を使い、プリンタもそちらに置いています。
>>Garage 収納庫(本棚) fantoni GX 収納庫 GX-120E 濃木目
それでもついついモノを出しっぱなしにしてしまいがちなので、専用のワゴンも追加するかもです。
となるとトータルで結構なスペースを取るのがネックですね。
それから、天板や脚の色や素材を選べるのですが、僕が選んだネオウッドダークは受注生産のため、注文したのが10月半ば、届いたのが11月末で、1か月半待ちでした。
その上、この価格だと経費として一括計上はできないですし、引っ越しの時もバラさないと出せないかも…といったマイナス面もありますが、環境としては今のところこれ以上は考えられないぐらい快適です!
■チェア
デスクと同じオカムラの『コーラル』というシリーズにしました。
価格は約12万5,000円で、具体的なスペックは以下の通りです。
・チェアタイプ:エクストラハイバック(アームレスト付き)
・背タイプ:メッシュタイプ
・ボディ色:ブラック
・張地色:ブラック
・フレーム色:ポリッシュフレーム
・アーム:アジャストアーム(可変)
・オプション:ランバーサポート
選んだ理由とその他の候補
1番悩んだのがこの椅子選びで、オカムラのショールームで何度も座り比べて決めました。
ここでは候補にしていた他の椅子と、選ばなかった理由を順にまとめます。
有名どころではアーロンチェアやエルゴヒューマンなどもありますが、デスクがオカムラで気持ちが固まっていたので、椅子もそれ以外のメーカーは検討していません。
・アトラスチェア
クルーズデスクとセットで使うことが推奨された椅子で、座面の高さが通常よりも低いところまで下げられるようになっています。
どうしても気に食わなかったのが、腕をデスクの上に置くことが前提なので、アームレストは立ち上がるときだけを考えて付けられた調整ができないタイプになっていることで、他の用途でも使うときには少し物足りない感じです。
オカラムラのワークチェアシリーズの中では1番高いのがこの『コンテッサ』で、高さやリクライニングの調整を、よくある座面の下ではなく、アームレストの先についたレバーでできるなど、かなり使いやすい設計です。
唯一の欠点が、小型ヘッドレストであれば角度や高さも変えられるのですが、大型になると固定になってしまいます。
今回は後傾姿勢で使うことも考えていたので、ヘッドレストの可変は結構重要で、候補から外しました。
・デューク
基本的にはオフィスチェアシリーズを候補に考えていたのですが、ショールームで見てかなり気になったのが、この『デューク』でした。
可動式のヘッドレストがついたモデルもありますし、アームレストの先についたレバーでの座面・リクライニングの調整もでき、いわゆる“社長椅子”といった高機能です。
問題は長時間作業をすることは考えられていないようで、アームレストは完全に固定です。
僕は身幅が広いタイプではないので、アームレストが動かないと使い勝手が悪く、諦めました。
・バロンチェア
最後まで悩んだのがこの『バロンチェア』です。
カスタマイズの種類が豊富で、ヘッドレストもアームレストも可動式が選べます。
あとは好みの問題だったのですが、アームレストの高さ調整の方法が、1度1番上まで上げてから下げるという、あまりスマートではない仕様だったのと、メッシュタイプのヘッドレストは好みではなかったのが敗因です。
以上を経て選んだ『コーラル』は、色や機能のバリエーションがかなり豊富です。
可動式のアームレストと、同じく可動式でクッションタイプのヘッドレストが好みに合っていたのが決め手でした。
コンテッサに比べれば少し安く、その分手元で調整できる仕様ではないのが残念ですが、好みに合わせたカスタマイズがしやすいシリーズだと思います。
使ってみた感想
これも文句なしに買ってよかったです。
最初は体が慣れていなかったので、座ると腰が痛くなったりしたのですが、数日使っているとそれもなくなり、肩コリでしんどくなることも減りました。
予想と違ったのが、元々デスクに腕を載せて、肩の負担を減らすという使い方をイメージしていましたが、アームレストを使う機会も結構あります。
これは可動式のアームレストでなければできなかったので、それを選んでいたことも正解でした。
色は汚れが目立たないようにと、明るい色を避けたのですが、黒は黒で糸くずとかがちょっと気になるかも。。
頑張って定期的にコロコロしてます(笑)
■パソコン
HPのENVY 750-180jp/CTというシリーズをベースに、色々カスタマイズしてもらったもので、別途購入したofficeの最新版も含めて17万3,000円でした。
>>ENVY 750-180jp/CT 製品詳細・スペック - デスクトップパソコン・PC通販 | 日本HP
OS:Windows 10 Home (64bit)
インテルCore i7-6700 CPU 3.40GHz
メモリ:8GB
SSD:256GB
グラフィックボード:NVIDIA GeForce GT 730
選んだ理由
起動時間が遅いとストレスを感じるので、ある程度のスペックにしようとは思っていました。
ただ、自分で動画や画像の編集をすることもないので、メモリはそこまで必要なさそうということも分かりました。
そこで、どの程度積めばいいのか?を考える際に参考にしたサイトがこちらです。
>>パソコンメモリの選び方。どれ位の容量がベスト?増設方法、種類・型番の確認など
「パソコン メモリ 選び方」みたいなキーワードで検索して、たまたま出てきたのがゼミ長さんのサイトで、とても分かりやすく、本当に参考になりました。
それでもHPを選んだのは、なんとなく外観がカッコよかったから。
ドスパラじゃなくてすみません(苦笑)
保存容量については、別にNASで1GB分の保存領域がありましたし、デスクトップでもノートでも使うようなデータはDropbox上に置いているので、これもさほど多くは必要ありませんでした。
ちなみに、メールやメモ帳の内容も、メールは『サンダーバード』、メモ帳は自動保存してくれる『紙copi』というソフトの保存場所をDropbox上にすることで、常に同期されるようにしてあります。
一方でしか見れないデータというのは極力少なくしたいので、その保存領域もあまり多くは用意していません。
使ってみた感想
これも性能は文句なしで、立ち上げも数秒ですし、動きはサクサクです。
問題があるとすれば、ケースの上部にUSBやカードのポートがあり、上にも物が置けるようなデザインになっています。
それは下置きを想定しているからで、デスクの上に置くと逆に使いにくくなってしまいます。
それに対して、もし今後スタンドデスクとして使う場合、下置きだとかなり長いコードを別に用意しないといけないので、昇降デスクとの相性はいまいちだと思います。
今はそのような予定もないので、メモリを積まずに価格を押さえたにも関わらず、すべてにおいて満足です!
■モニター
EIZOの『EV2455』を2台接続しています。
合計で11万7,000円でした。
選んだ理由
映像のキレイさはそこまで求めていないのですが、ブルーライトカットや見やすさの面で高機能なEIZOのモニターにしました。
1番悩んだのが大きさで、30インチ以上を1枚や、スクエアタイプを2枚という選択肢もあったのですが、こちらもショールームに通い、縦に大きいと今度は首が疲れそうということで、高さを押さえた24.1インチ2枚にしています。
使ってみた感想
機能としては満足ですが、大きさはもう少し考えれば…と思いました。
縦型にもできるので、状況に応じて使い分ければいいと思っていたのですが、いざとなると回転して設定を変えるのも面倒で、結局横2枚の固定で使っています。
そうなると、よく使うエクセルのA4サイズ分がギリギリ縦に入りきらないので、最初からそれが入るサイズだと、効率もよくなりそうです。
たとえばこちら。
ただ、そうすると今度はフレームレス(枠が薄いデザイン)ではなくなり、2枚並べた時にその部分が気になってしまったり、HDMI端子が使えず、ゲームが接続できなくなってしまうので、まだすべてを満たせる製品は見当たらない感じです。
あと、デスクを買う前にエルゴトロンのモニターアームを購入していました。
でも、これはオカムラのデスクには取り付けることができずで、代わりに他のを買おうかとも思ったのですが、今のところそこまで使う機会もなさそうなので、とりあえず保留にしています。
■キーボードとマウス
これは買い替えもしておらず、こちらのセットを使っています。
>>コンピューター マウス、ワイヤレス マウス、Bluetooth マウス
使ってみた感想
指のスライドがしやすいのが好みで、かと言ってノートのようなフラットは微妙なので、低いながらにキチンとキーが独立しているこのモデルは気に入っているのですが、前にビールをこぼしてから左手側のCtrlキーがたまに利かなくなるので、買い替えも検討中です。
試し打ちは東京なら新宿、池袋、秋葉原辺りが実機の展示が豊富で、こちらのサイトを参考に、新宿西口のビックカメラに見に行きました。
>>店頭展示キーボード数まとめ(新宿・池袋編) | K4750.net
結果軽いタッチが好みだったので、こちらの機種が候補です。
■補足:事務所について
上記にさらに収納など買おうと思うと、結構な金額がかかります。
それでも、今のところ常勤で人を雇う予定はないので事務所はいらず、その敷金などに比べれば全然安いぐらいです。
1日の中で長い時間を過ごす場所にストレスを感じなくて済むことの影響は大きいと思うので、椅子や机にお金をかけてみるのは、個人的にオススメです。
まだ小物などを加えてよりよくしきたいところはあるので、また便利なものなどあれば、こちらに加筆して紹介します。
ではでは!